もうノート選びに迷わない。書く楽しみを満喫できる、万年筆ユーザー必携のLIFEノーブルノート

文房具
スポンサーリンク

紙を選ぶ文房具

万年筆を使い続けて感じるのは、「万年筆は紙を選ぶペン」だということ。紙質によっては引っ掛かったり、滲んだり。

以前のエントリーでも書きましたが、モレスキンは万年筆インクの裏抜けがひどく、選択肢としては論外。

もうインクの裏抜けで悩まない!万年筆ユーザーがモレスキンの代わりに使うべきハードカバーノート
万年筆ユーザーを悩ませる「モレスキンの万年筆裏抜け問題」。 いろいろなノートを検証した結果、携帯用ノートブックとして使い始めたのが、アピカのハードカバーノートです。

外出先では上記エントリーで紹介しているアピカのハードカバーノートを使用。自室では、万年筆の相棒としてLIFEノーブルノート(B5・方眼)を愛用しています。

ライフ ノーブルノート 方眼 B5

普通の大学ノートに比べてやや値が張り、コスパはあまり良くないですが、万年筆との相性は抜群。いろんなメーカーのノートを試してみましたが、結局ノーブルノートに落ち着いています。

方眼があるというのも結構大事なポイントで、ロジックを書くときはマス目が活躍します。図や表も書きやすいですし。無地や罫線のノートを使ったこともありますが、マス目があった方が使いやすいです。方眼が字を書く目安にもなるのでしょう。だいたい1文字1マスで書くようにしています。

愛用の万年筆は、パイロット カスタム74

愛用している万年筆は、パイロットのカスタム74(FKK-1000R-B-F)。普段使いということで太さは標準的なF。

パイロット 万年筆 カスタム74 F 細字ブラック

金ペンを探しに行った文具店の店長さんに勧められて購入しました。値段もそこそこリーズナブルでしたし、最初に買う金ペンとしてはこれかなと。

その時の店長さんいわく、日本語は漢字という画数の多い文字を使うため、外国製(ペリカン、モンブランなど)の万年筆では太すぎる。日本人には国産万年筆が良いとのこと。ちなみに、この店長さんは大のパイロット推しで、プラチナやセーラーは全く勧められず。

以前は、価格も手ごろなSafariのLAMYを使用。5本くらい色違いを持っています。

LAMY 万年筆 EF イエロー

LAMYは鉄ペンなので、書き心地が硬く、インクフローは少なめですが、ドイツの子どもの教材用に作られただけあって、頑丈で取り扱いやすいのが良かったです(LEGOブロックと同じ素材とのこと)。

カスタム74では、インクはパイロット純正のものを使用。青系の色は記憶に残りやすいらしいので、ブルーブラックインクを使っています。

パイロット 万年筆インキ 70ml ブルーブラック

これをコンバータに入れて使います。この方がカードリッジを買うよりコスパが良いので。

パイロット コンバーター CON-70 プッシュ式

パイロットの70mlのインク瓶は、内部にインクを溜める仕掛けがあり、残り少なくなってもコンバータを使ったインク補充がしやすいのが利点です。

LIFEノーブルノート

紙質〜インクが滲まない、裏移りしない

ライフのオリジナル用紙である「ライフライティングペーパー」が使われています。モレスキンと違い、インクの滲みも裏移りの心配もありません(ロットによってはやや滲みが発生するものもあります。気になる程ではないですが)。

紙の色は淡いクリーム色。私はこの色合いも好きです。純白より目に優しい気がするので。

滲み・裏移り具合を検証してみます(写真は紙のクリーム色が濃く写っているかも)。

滲みもなく、インクの濃淡が綺麗に出ます。紙にインクが乗ってしばらくすると染み込んでいく感じ。

LIFEノーブルノートのインク裏移り検証

裏面はこの通り。まったく裏移りがありません。

LIFEノーブルノートのインク裏移り検証

書き心地〜快適な滑り心地

スケートリンクを滑るようにスルスル書ける。

ちょっと滑りすぎるかな?という人は、ミドリのMDノートが良いかもしれません。こっちはちょっとだけ引っ掛かりがあります。

ページ数の多さ

ノーブルノートは100枚 200ページ。普通の大学ノートに比べて少し重量と厚みが増えます。ページ数が多いので、頻繁に買い換える必要がないので助かります。

薄手の4冊を糸綴じで束ねるという独特の綴じ方が施されているとのこと。頑丈でバラけることはありませんが、開き具合は△。180度綺麗にパカっと開いて欲しいんだけど…

LIFEノーブルノートの独特の綴じ方

ラインナップ

ノーブルノートのラインナップは次の通り。

  • ノート(A4、B5、A5、B6)
  • メモパッド(B7)
  • リングノート(127mm×80mm)
  • ミニノート(A7)

上記全て、方眼(赤い表紙)、横罫(水色の表紙)、無地(茶色の表紙)のバリエーションがあります。

MDノートとの比較

LIFEノーブルノートのライバルとしてよく比較されるのが、ミドリのMDノート。こちらも紙質が上質で、万年筆向けのノートです。

  • 表紙はシンプルな方が良い
  • ノーブルは滑りすぎる
  • ノーブルのクリーム色が濃すぎる
  • ノートは180度綺麗に広げたい

上記に当てはまる人はMDノートを選んだ方が良いでしょう。とりあえず両方買って、自分にしっくりいく方を使うと良いと思います。

MDノート方眼はちょっと独特で、「L」字を均等に並べたようなものになっています。

残念なことに、MDノートにはB5サイズのノートがラインナップにありません(A5と変形A4はあります)。

ミドリ MDノート A5 方眼罫

万年筆が書きやすいノートはやっぱりちょっと高い

LIFEノーブルノートは、ノートの割にはややお高めの価格になっています。1ページあたり単価は6.48円(方眼・B5、定価の場合)。コクヨのキャンパスノートのページ単価2.88円と比べると、2倍以上の差があります。

実は、以前、コクヨのB5方眼ノートを使っていた時期があります。

コクヨ キャンパスノートセミB5 5mm方眼罫

セブンイレブンにいつも置いてあるので求めやすく(ノーブルやMDは文具専門店にしか置いていない)、200円と手頃な値段ということもあって愛用していました。しかし、値段相応というか、万年筆の引っ掛かりが気になり、結局LIFEのノーブルノートに戻ってしまいました。

ボールペンにはない「書き心地」を求めて高い万年筆を手に入れたのに、肝心の紙質が悪いと「書く楽しみ」が半減してしまいます。万年筆という高級な部類に入る文房具を使うということは、それなりの投資はいるということです。

ほら、高級車ほど維持費もかかるって言うし。

手で「書く」ことの良さ

仕事でのメモや記録はデジタルツールを使っています。活字で記録されるので読みやすいし、何より後から検索しやすい。

以前はEvernoteを使っていましたが、動作の重さに耐えきれなくなり、今はMicrosoftのOneNoteを使用。

Microsoft OneNote

無料
(2016.11.08時点)
posted with ポチレバ

一方で、物事を深く掘り下げたり、考えをまとめたり、発想を広げたりするには手書きが良いなと思います。字だけでなく図やイラストも簡単に描けますし。

そして、実際に手で書いた自分の字や図形やイラストがいろいろなことを物語ってくれます。その時の気持ちだったり、体調だったり。その上、考え方のプロセスも可視化できます。頭の中にあるものを書き出すことで思考が整理され、解決策や新しいアイディアが閃くこともあります。

書くことを続けやすい環境づくり

ところが、実際にペンをとってノートに書くという作業には、ちょっとだけ心理的な抵抗があります。「さあ書くぞ」という気合いが要るというか。

で、その「書くこと」に対する敷居を下げるのが、私にとっては万年筆というツールだったりします。紙の上で万年筆のペン先がしなやかに滑る感覚が、書くモチベーションを与えてくれるのです。

この「書く楽しみ」を実現するためには、(値段が割高でも)それなりに良い紙を用意する必要がある、というのが本エントリーの結論です。何にでも当てはまりますが、物事を「続ける」ためには、続けやすい環境を作ることが大事なのかなと。

ライフ ノーブルノート 方眼 B5