花壇にドクダミ増殖!!
「花壇にドクダミが増殖して困る!抜いても抜いてもすぐ生えてくる…。何とか退治する方法ないの!?」
どくだみ茶など、健康に良いイメージのある薬草ですが、その分生命力が強く、一面に繁殖してしまいます。
これは、私の自宅の庭に生えたドクダミ。庭の広い範囲に生い茂っています。
ドクダミを栽培するなら話は別ですが、花壇の花を覆ってしまうぐらい茂ることもあり、何とか退治したいですよね。
草取りはとにかく大変!
「草取りに時間が取れない。」
という方、多いんじゃないでしょうか。草取りは、一度始めるとプライベートの時間をかなり削られます。
体への負担も大きいです。
「草取りって、しゃがんで作業するから疲れるし、何よりめんどくさいんです…」
よくわかります。座った姿勢で長い時間作業するのは、腰を痛めることにもなります。
おまけに、暑い時期の作業になるので、熱中症のリスクもあります。
ドクダミは根こそぎ枯らさないとまた生えてくる
おまけに、ドクダミは草刈りをしても何度も生えてきます。
根っこで繋がっている植物なので、土の上の部分だけを刈り取っても、根っこが土の中に残っていれば、また生えてきます。
「クワか何かで、根っこを掘り起こしてしまえばいいんじゃない?」
一部分を掘り起こしてもまだそこから再生します。根っこは広い範囲に生えているので、全てを掘り起こすのは不可能に近いです。
根っこから枯らす除草剤を使う
ドクダミの場合、とにかく根っこごと枯らしてしまわないと、根本的な解決にはなりません。
そこで、葉っぱから吸収し、根っこごと枯らす除草剤を使っていきましょう。
おすすめは、 ラウンドアップマックスロード。CMなどでもお馴染みですよね。ほとんどのホームセンターで買うことができます。
薄めるタイプが経済的
ラウンドアップには色々な種類があります。そのまま使えるタイプもありますが、薄めて使うものの方が経済的です。
広いお庭でなければ 500mlのものでいいでしょう。私の場合、これで充分ワンシーズン持ちます。
雨の日を外して撒いていく
ラウンドアップをまくのは、雨が降らない日をねらって。 雨で薬剤が流れては意味がないですからね。
説明書に書いてある割合で水と混ぜ、草の葉に撒いていきます。
撒くときに使うのはジョウロでも大丈夫ですが、ジョウロは水の出る穴が大きく、薬剤の粒が大きくなって、葉に付きにくくなります。そのため、ロスが増えてコストパフォマンスも悪くなってしまいます。
葉から吸収させる薬剤ですので、地面に落ちたのでは効果がありません。
その上、どこまで撒いたかわからないので、撒きムラができてしまいます。
噴霧器か霧吹きで撒く
そこで、ラウンドアップを撒くときは、噴霧器か専用の霧吹きを使います。
空気を含んだ泡状になって薬剤が出てくるため、しっかり葉っぱの上に乗ります。飛び散る心配も少ないので、他の花にかかるのを防ぐこともできます。
泡状なので、撒いた跡がわかりやすく、撒きムラが少なくなります。
私は、除草剤用の霧吹きを使っています。ポンプで気圧をかけるタイプなので、握力は要りません。片手でラクラク撒いていけます。
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撒いた後は、2週間放置
ラウンドアップが効き始めるのは、撒いてから1週間後あたり。全滅させるのにはおよそ2週間かかります。
下の写真は、私の庭に撒いて1週間経過後の写真です。だいぶ枯れているのがわかると思います。2週間後には完全に枯れてしまいます。
ラウンドアップが効いていく様子を動画に撮られた方の映像を貼っておきます。
逆に言うと、薬剤を葉から吸収させるので、塗ったあとに葉を刈るのは逆効果です。
枯らしたくないものがある場合は、手で塗っていく
「近くの植木に影響はないの?」
これだけ強力な除草剤なので、安全性が気になるところ。
葉っぱから吸収させる除草剤は、土に落ちた分はすぐに分解するので、葉っぱに除草剤をかけなければ大丈夫。
「花壇のドクダミを退治したいんだけど、咲いてる花に付いたらどうしよう…」
そんなときは、枯らしたい植物(この場合はドクダミ)の葉っぱだけに塗っていきましょう。
ビニール手袋をはめ、その上に軍手を付けます。軍手の指先部分に適量薄めたラウンドアップを付け、葉っぱに着けていきます。
要は葉っぱに塗るだけの作業なので、ペイント用の刷毛でも良いでしょう。
草取りは、一生懸命頑張らなくていい
撒くor塗る作業だけですので、ほんの数十分で終わります。その後は放置しておくだけ。毎日の草取りから解放されます。
時間は大切。草取りで大切な時間が取られるのはもったいない。そんなあなたの味方になってくれるのが除草剤です。ぜひお試しください。
※薬品を撒く作業ですので、手袋やガーデングラス、マスクなどをご着用ください。また、ご近所には充分ご配慮ください。